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こたろう博物学研究所
探訪記録:19990328

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小田町・広田村散策【平成11年(1999)3月28日】


1.参川東小学校跡地【小田町上川】

●参川東小学校閉校記念碑


2.世善桜(よぜんざくら)【小田町上川北地】

・県指定天然記念物(昭和34年3月31日指定)
・根周り9m、目通り5m、樹高18m、推定樹齢500年
・彼岸桜の巨樹
・文明年間に大野朝直の植えたものといわれ、樹の下方に花着きの多い年は稲が、また上方に花着きの多い年は畑作がそれぞれ豊作と言い伝えられている。

3.世善桜(よぜんざくら)【小田町上川御嶽(みたき)】

・林道蔵ヶ谷面谷線(総長7.0km、幅員4.0m)の始点に「←樽の頭1.2km/世善桜1.5km→」の標識が付けられている。
・林道を行く。途中、舗装が切れてしまう。

●世善桜顕彰碑
この桜は、分明15年(1483)、当時この地方を治めていた大野朝直が大和国吉野の堂峰山より上川村御嶽古戸(現在地)に御堂を勧請するとき持ち帰って植えたものといわれ、一株は北地(鳩岡山■蔵寺跡)にある。御嶽には紅白二本あったが、一株は朽ち果て、一株を残すだけとなった。村人たちはこの桜に「よい世の中でありますように」と願いを込め「世善桜」と名付け代々親しんできた。またの名を「世直し桜」とも言い、上の方が咲くと畑作がよく、下の方が咲くと稲作がよいとされ、作物の出来具合を占う神木と仰いできた。古老の話によると、昭和5年頃には十一戸の人家があり、桜の周囲は立派な田畑で、昭和32年には伝統もともり、ここを安住の地と定め農林業に打ち込んできた。昭和38年の豪雪により全戸が転住、見切りをつけ、農地は植林が進み、その成長と共に桜の枯死が心配されていた。
この度、事業費1,458,450円と(隣接)地主の方々の協力を得て、上川の貴重な文化財として保護顕彰するはこびとなった。なおこの地はもとの大森神社の境内で、後の延宝7年(1679)、田ノ窪の森に移され今日に至る。
平成10年12月上川部落

●太森神社


4.八幡河原の夫婦柳【小田町上川】

・町指定天然記念物 指定第12号(平成9年9月1日指定)

●八幡河原の夫婦柳(その1)

・根周り6.3m、胸高周り4.1m、樹高10.0m、推定樹齢500〜600年

●八幡河原の夫婦柳(その2)


5.薬師堂【小田町上川今生(いまお)】

●薬師の大いちょう

・町指定天然記念物 指定第11号(平成9年9月1日指定)
・目通り幹周7.3m、根周り13.7m、樹高25m、推定樹齢500〜600年
・当時、お講があり、人々の平和と安全と健康をお祈りしていた。美川の方からも入講して信仰していた。

6.三島神社【小田町中川】

●乳出の大いちょう

・県指定天然記念物(昭和24年9月17日指定)
・根周り15m、樹高45m、推定樹齢1300〜1500年
・三島神社開基が和銅5年であり、今から約1250年前になる。恐らく、それ以前からあったものと思われる。
・県下一の巨木である。

●三島神社の兄弟かや(その1)

・町指定天然記念物指定第10号(平成9年9月1日指定)
・根周り10.5m、胸高周り4.7m、樹高25.0m、推定樹齢700〜800年

●三島神社の兄弟かや(その2)

・町指定天然記念物指定第10号(平成9年9月1日指定)
・根周り8.3m、胸高周り4.0m、樹高30.0m、推定樹齢700〜800m

7.清盛寺【小田町寺村】

・宗派:曹洞宗

●登貴姫の墓と八房の梅

・町指定文化財(昭和57年4月1日指定)
・平清盛の五女、登貴姫は文治元年(1185)、壇ノ浦の戦いに敗れ、この地に落ち延びて来たが、翌年の文治2年(1186)に病気のため16歳の短い生涯を閉じた。
・八房の梅は、八重咲きの紅梅で、花びらが15枚あり、実は双子のものや、数個重なりあったものもある。
・この梅は登貴姫のたもとにあった種を撒き、それが成長したものだと言われている。

8.新田神社【小田町寺村】


9.新田八幡神社【小田町中田渡】

・小田川支流田渡川沿い。

●日本誕生の碑

・先端に注連縄が括り付けられた斜めに立つ長い石の下側には、球状の石が二つ....名前も怪しいが形状も怪しい。

10.神の森公園【広田村】



★上川地区では、他にも回ってみたかった場所が結構残っている。
・大森神社
・石鎚神社
・大辰神社
・風鎮神社
・愛宕山
・樽の頭(滝)
・ほうじが峠
・城跡(標高932.1m)
・瑞雲山龍蔵寺

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