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こたろう博物学研究所
探訪記録:19990710 |
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松山市山間部散策【平成11年(1999)7月10日】1.柳素鵞神社【松山市湯山柳】2.美津気神社(五明神社)【松山市神次郎町】3.産王権現【松山市城山(じょうさん)町】4.姆ヶ水(乳水)【松山市城山町】・この涌水「姆ヶ水」は涸れを知らない水で、この地に住む人々は子育てに愛飲させた水で「姆が水」と言い伝えられている。・河野家代々の城主、特に河野通有は道後の湯築城から高縄の城に登る時に愛飲したのも姆ヶ水と言われている。 ・昭和初期五明小学校の先生が五明の里にある生活水を分析し、一番良い水と折り紙の付いた水となっている。 ・今日でも市街地の人々が汲み持ち帰っていく姿が見られる。 5.蛇の巣/三段の滝【松山市城山町】・昔三段の滝壷には大蛇が棲んでいたが、七日七夜さも降り続いた大洪水で大蛇は流され、川下の湧ヶ淵に棲みついたといわれる。・三段の滝は、この渓流の中で見所となっている。また高い滝は川下より登ってきた魚が登れないので一名魚切りの滝ともいわれる。 6.兜岩/小屋町への通い路【松山市城山町】・河野通有が道後公園内に有った湯築城から高縄の城に登る時、この岩に兜を置き休憩して大自然が作り上げた美しい神秘な仙滝の渓谷と景勝を満喫したところと伝えられる。・この山道を1km進むと小屋町に辿り付く。小屋町の氏神には越智玉純を祭る。そこには雌杉があり、その杉には大きなこぶがある。樹液を飲むと乳の出が良くなったといい、参詣者が多く訪れたという。 7.五枚笹【松山市城山町】・雉や山鳥が水浴びをし、猪が渓流を横切り渡る清流沿いに花崗岩の小道があったが、昭和初期に石垣を積み上げて自動車道をつくったため今ではその姿は見れない。・ここに繁殖する笹は、1節から5枚の葉が出ているので五枚笹または五葉笹と呼ばれる。 ・大月の山深いところに自生していたものが大雨によって流れてきてここに根を下ろして繁殖した。 8.厳島神社【松山市恩地町】9.柳谷【松山市柳谷(やないたに)町】★幸次ヶ峠まであと2kmのところまで進んだが、何せ道が狭くて離合もままならない。対向車に阻まれてバックすることもしばしで、結局諦めて引き返した。10.八幡若宮神社【松山市玉谷町】11.重松神社【松山市水口町】12.両新田神社【松山市河中町】●お杖椿・松山市指定天然記念物(昭和48年8月19日指定)・和名=ツバキ。自生種はヤブツバキとかヤマツバキとか呼ばれている。根廻り5.1m、樹高10m、枝張り東西13m、南北は14.5mもあり、ツバキのうちでは県下第一の大木である。このツバキが、お杖椿と呼ばれているいわれは、昔、南北朝の戦いに敗れた新田義貞の子新田義宗が従弟の脇屋義治とともに生き残った少数の すがり、また安芸の厳島神社のお告げによりこの地に落ちて来た。その途中ツバキの枝を切り杖にしていたが、目的の地に着き、それを地に突き立てたまま放置したところ、杖は根付いて葉を持ち花を持つようになり、後世「お杖椿」とか「新田椿」とか呼ばれて村人から大切にされたという伝説によるものである。 ●腰掛石●愛媛総和連句草創之地の碑・平成8年4月建立。13.新宮神社【松山市福見川町】●三本杉・松山市指定天然記念物(昭和37年11月5日指定)・和名スギ。常緑の高木で日本特産種。全国各地に野生がある。幹は直立して、高さ70m、直径5m以上にもなる樹種で、我が国の主要な木材として広い用途を持っており、その栽培も広大な面積を占めている。 ・ここの三本杉は、一本は目通り周囲9.5m、高さ約60m、二本は根元で癒着しており、目通り周囲12mもある。また、樹勢も極めて旺盛である。 14.厳島神社【松山市溝辺町】 |
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