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こたろう博物学研究所
探訪記録:19991123

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土居町・新居浜市・小松町散策【平成11年(1999)11月23日】


1.林道・五良津線【土居町】

・幅員3.6m、延長7.8km


2.大川薬師堂【土居町】

●悦一句碑
「緑蔭にわが影のなき安けさよ」
●大川の大樟
・県指定天然記念物(昭和32年12月14日指定)
・この樟は、薬師堂の境内にあって目通り10.6m、根周り35m、枝張り東西30m、南北38m、高さ34mあり、樹形雄大、地上の見事な根の隆起、然も樹齢400余年を超えながらなお樹勢旺盛な県下の代表的巨樹である。
・余りに幹や根が肥大したので、昭和37年2月の豪雪に枝先が無残に折れたが、今は新梢葉に包まれて樹冠も整って来た。近くに藤田氏が弘治年間(今から420年前)移住の際、吉野から移植したのが始まりという銘木の熊谷桜もある。


3.西福寺【土居町】

・山号:日照山
・院号:慈眼院
・四国ぼけ封じ三十三観音霊場 25番霊場
・境内には住職が集めたボタンの鉢植えが所狭しと並んでいる。
・本堂は大正7年の失火により焼失したが、昭和46年に再建された。
●三度栗
・境内に「四国番外霊場三度栗旧跡」の碑が立てられている。


4.心光寺【土居町】

・山号:北面山


5.安養寺【新居浜市阿島】

・宗派:高野山真言宗
・山号:醫王山
・院号:真明院
●感恩の碑
●新四国霊場石仏仮安置所
●護摩池大師霊水功徳記
・当所護摩池大師は宗祖大師廻国修行の砌、里の人悪龍の水害に悩めるを哀れみて、護摩祓法を修してこれを封じられ里人等水害の難を救われし霊跡にして、この聖跡に自ら清水湧きて■きず。
後の人この清水万秒に功験ありとして四隣より来ってこれを汲み皈りて服する風習今日にに及ぶ。
若き日この縁に逢うことを得た和達しは八十有余年の生涯に、死線をさまよう苦患敬■ならず。
然れ共、広大無辺の慈悲を戴き、日々是好日の境に在り、感泣の極みなり。
依って此の碑を建立し以って報恩の■■を表す。
南無大師遍照金剛  合掌
平成三年七月吉日 施主 宇摩郡土居町藤原 曽我部


6.黒島海浜公園【新居浜市黒島】


7.明正寺【新居浜市黒島】

・真言宗
・明正天皇勅願所
・市指定重要文化財所在(昭和40年6月5日指定)
●弘法大師御影像
・市指定文化財
●釈尊誕生仏
・市指定文化財

●ミョウショウジサクラ
・市指定天然記念物(昭和52年4月7日指定)
●句碑
「磯の香や 山門すでに 花の■」
●歌碑
「踏んで行く 雲のはしごや 不二詣で
 白露や 米に成りゆく 日数かな」


8.黒島神社【新居浜市黒島107】

・延喜式内社
・祭神:大山祇神、木花咲耶姫命、天御中主神
・末社:天神社、松尾神社、稲荷神社、若宮神社、恵比須神社、海神社
・斎明天皇西征の折、軍船中の大田姫が産気付き、黒島に下船し、神社に安産祈願した所、大伯皇女を安産した。当時この燧灘を大伯海といっていた。木花咲耶姫命の御神徳とされ、以後遠近より妊婦の参拝が多い。安産石を一ケ持って帰り御礼に二ケにして返すと子供が元気に育つという。
●雨遷先生の句碑
「神苑を 木深く灯し 初詣」

●黒島神宮椿の群林
・市指定天然記念物(昭和60年12月5日指定)
・黒島神宮境内に群生する椿はヤブツバキの類で、市内の山や林等によく見られる常緑樹であるが、このように大小様々のヤブツバキの生い茂る林はとても珍しい。
・この林は、クロガネモチ、クスノキ、エノキ、等の大木や、ヤブニッケイ、サカキ、カゴノキ、アラカシ、イヌガシ、トベラ、マテバジイ等の照葉樹の交じり合った林になっている。


9.アッケシソウ自生地【新居浜市阿島】


10.久貢邸跡【新居浜市】

・市指定史跡

●蘇鉄
・県指定天然記念物(昭和32年12月14日指定)
・根周り7m、樹高5m、地上での広がり約65u
・享保年間(1730年頃)多喜浜塩田の開祖天野喜四郎元明氏が、ここを本拠にして塩田の開発を進めた。そのときの記念にここに植えた雌株の蘇鉄が成長してこのように大きくなった。

●酒井黙禅句碑
「濱屋しき 西日に映ゆる 大蘇鉄」


11.マリンパーク新居浜【新居浜市】


12.垣生公民館前【新居浜市垣生】

●近藤浪太郎翁顕彰之碑


13.八幡神社【新居浜市垣生】


14.宇高薬師堂【新居浜市垣生】


14.三嶋神社【小松町】

スチール製の銀色の巨大な鳥居がそそり立つ。
●舟山古墳群
・県指定史跡(昭和37年11月1日指定)
・舟山は、小松町の中央部に横たわる東西に長い丘陵で、中央部が低くなっているため横から見ると瓢形に見える。
標高約30m、全山松、桧が生い茂り、春は桜が開花して、小松町の風致地区を形成している。この東部は、三島神社が鎮座し、西部の丘には三島神社鎮祭の際発掘された古墳の霊を祀る花陵霊社が鎮座する。
・古墳はこの花陵社側の丘頂上及び北斜面に15基、南麓に2基存する。その累々たる様は誠に奇観である。この古墳群は古くから地方に名高く、出土品のうち勾玉は、東京国立博物館に収蔵され、須恵器は三島神社その他所々で保管されている、國學院大学大場盤雄博士は、この古墳の築造年代を6〜7世紀頃に推定され、又付近に存する史跡法安寺の建立者に関係あるものと論ぜられている。
●漢詩碑
「舟山
登佇石階佳景開
舟山樹殖以蓬莱
弥生古墳文化迹
清浄神国斯瑞台」


15.一柳公館(陣屋)跡【小松町】


16.養正館跡【小松町】


17.近藤篤山邸【小松町】

・開館時間:9:30〜16:00
・休館日:月曜日、火曜日、国民の祝日の翌日、年末年始(12/29〜1/3)


18.本善寺【小松町】

・宗派:浄土宗

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