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伊予の隅々
こたろう博物学研究所
市町村別情報庫
上島町
(旧・岩城村)

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伊豫の隅々インデックス

カテゴリ別インデックス

市町村概要


キャッチフレーズ
(1).「青いレモンの島 いわぎ」

村の花 村の木 村の花木 村の鳥
躑躅(つつじ) 松(まつ)


特産物
・レモン
・ライム
・芋けんぴ

沿革
・岩城島(いわぎじま)、赤穂根島(あかほねじま)、津波島(つばじま)の三島から成る。
・藩政時代:松山藩
・明治23年:岩城村
・平成16年10月1日、弓削町、生名村、岩城村、魚島村の4町村が合併して上島町(かみじまちょう)を発足した。
・「越智郡大嶋の東北弓削島の西北にあり、古蹟志に云ふ、此島古へ柚野左近三條壬生謫配の地なり、又古蹟あり、鹽垂比丘といふ石碑高さ五尺餘り傳へいふ、此丘は日向人なり、京に遊はんとして此地を過ぎ、忽ち病を以て死したるなりと名所方角には岩木とあり、古歌多し
 
いよの海 岩木の島は我なれや あふことかたき 鹽のみそやく  読み人知らず
人ならぬ 岩木も更に かなしきは 三児の島の 秋の夕暮 守覚
つれなきは 岩木の濱のしき■の 何とこころを かけ始めけん 衣笠内大臣
いかにして いかなる世にか しほたれし 岩木の濱の あまの狭ころも  洞院左大臣
動きなき 岩木の濱の よる波や をのれくだけて 立帰れらん 読み人知らず
雲迷ふ 岩木の島を よそめには 天の羽衣 なつるとや見ん 読み人知らず

(伊豫温故録)


地名
大字


文化財
祥雲寺観音堂【岩城村3019番地1 祥雲寺】
・国指定重要文化財

エルジ石閃長岩【岩城村5852番地1 暮坂山】
・県指定天然記念物

舟形ウバメガシ【岩城村3019番地(西部) 祥雲寺観音堂】
・県指定天然記念物

塩垂比丘の碑【岩城村7105番地】
・村指定有形文化財

妙権神社巨石【岩城村6373番地】
・村指定有形文化財

宝蔵寺板碑【岩城村1502番地 宝蔵寺】
・村指定有形文化財

浄光寺板碑【岩城村855番地 浄光寺】
・村指定有形文化財

浄光寺宝篋印塔【岩城村855番地 浄光寺】
・村指定有形文化財

岩城村郷土館三浦邸【岩城村1364番地(東)】
・村指定有形文化財
 
島本陣三浦家
・岩城港東に有る。
・島本陣の三浦家の屋敷を一部修復したもの。
・松山藩主が参勤交代の宿泊所とした。
・岩城郷土館
・歌人若山牧水が逗留し歌を残した。

島の富豪であった三浦家の屋敷跡の一部を修復保存し岩城港より徒歩3分 た本陣跡。松山藩主が参勤交代の際逗留した。

近世古文書【岩城村1441番地】
・村指定有形文化財

長江くいびの丘の五輪塔【岩城村】

海原讃岐屋丘の石仏【岩城村】

円満寺の中世石塔【岩城村 円満寺】

円満寺の芭蕉の句碑【岩城村 円満寺】

岩城八幡神社の石造物【岩城村 岩城八幡神社】

岩城八幡神社の絵馬【岩城村 岩城八幡神社】

浄光寺当麻曼陀羅【岩城村 浄光寺】

浄光寺学信和尚関連資料【岩城村 浄光寺】

長法寺寄木阿弥陀三尊像【岩城村 長法寺】

長法寺宝篋印塔【岩城村 長法寺】

長法寺三浦家墓地【岩城村 長法寺】

太平寺の米貸証文【岩城村 太平寺】

俳人「断金堂未覚」の墓石【岩城村】

宝蔵寺地蔵堂十王像【岩城村 宝蔵寺】

宝蔵寺「三原屋」墓石【岩城村 宝蔵寺】

宝蔵寺「岸玉樹」墓石【岩城村 宝蔵寺】

祥雲寺綿地蔵【岩城村3019番地1 祥雲寺】

西国三十三ヶ所【岩城村】

七ヶ所地蔵【岩城村】
 
浄光寺無縁墓地
大谷薬師堂
浜バス車庫前
西部公民館横
小漕くんぐり洞
長江宮脇悦三氏宅付近
船越公民館内

浜公民館前の神燈【岩城村】



城址
亀山城趾(八幡山城址)【岩城村東】
・「八幡山城:岩城嶋字龜山にあり、一に龜山城といふ、明徳三年村上修理亮敬吉これを築き、天正年中に至る迄村上氏代々の居城たり」(伊豫温故録)

宝寺山城【岩城村】

加茂城【岩城村】

押上城【岩城村】

西部城【岩城村】

新城【岩城村】

月浜見張台【岩城村】

小漕城【岩城村】

大小島の砦【岩城村】

船越城【岩城村】

歩行原潮見台【岩城村】

たでば山城【岩城村】

古城【岩城村】

竹ノ浦城【岩城村】

高畑山城【岩城村】

赤穂八幡山城【岩城村】



遺跡
津波島遺跡【岩城村】

小漕二又遺跡【岩城村】

長江遺跡【岩城村】

船越遺跡【岩城村】

石風呂海岸遺跡【岩城村】

積善山山頂遺跡【岩城村】

空窪遺跡【岩城村】

西部八幡神社裏山遺跡【岩城村】



古墳
三本松古墳【岩城村】

丸串古墳【岩城村】


跡地
岩城村中世水城館跡【岩城村】



円満寺【岩城村岩城375(海原)】
 
円満寺の中世石塔
円満寺の芭蕉の句碑

祥雲寺観音堂(しょううんじかんのんどう)【岩城村岩城3019(西部(にしべ))】
・宗派:曹洞宗
・国指定重要文化財
・観音堂は、永享3年(1431年)、飛騨内匠・藤原重安作の一重唐様仏殿であり、京都の金閣寺や銀閣寺とほぼ同時代のものである。造営には、松山市の太山寺修営時の残材を使用したという。
・観音堂は桁行三間、一重、入母屋造り、本瓦葺。
・「岩城嶋に在り、永享辛亥年釋意庵資を募り沙門圓住と回り、良工飛騨内匠をして功を起さしむ、後ち延寶中繕治すといへとも猶ほ古時の壮厳を滅せず、丹青の美■然として存せりといふ」(伊豫温故録)
 
舟形ウバメガシ
・県指定天然記念物
木綿地蔵
観音堂の龍

浄光寺【岩城村岩城855】
 
浄光寺板碑
・村指定有形文化財
浄光寺宝篋印塔
・村指定有形文化財
浄光寺当麻曼陀羅
浄光寺学信和尚関連資料

太平寺【岩城村岩城1262】
 
太平寺の米貸証文

長法寺【岩城村岩城1257】
 
長法寺寄木阿弥陀三尊像
長法寺宝篋印塔
長法寺三浦家墓地

宝蔵寺【岩城村岩城1501(西)】
 
宝蔵寺板碑【岩城村1502番地】
・村指定有形文化財
宝蔵寺地蔵堂十王像
宝蔵寺「三原屋」墓石
宝蔵寺「岸玉樹」墓石


神社
若宮神社【岩城村長江】

岩城八幡神社【岩城村東】
・「岩城嶋字龜山に在り、社傳に云ふ、源頼義伊豫守にて當國に在し時、国中に七社を創建する所の一なり、初めは今の宮浦に在しを、永和七年此地に遷し、明徳三年村上修理亮教吉居城を築によりて、又これを今の銅山へ移す、後應永十三年村上修理亮の子左衛門尉義元再び本地に移す、初め龜山八幡宮と称せしが、明治三年岩城八幡と改称す、無ん銘十八年文龜三年村上備中守義資治し、享禄元年・弘治三年・天正六年村上新蔵吉光これを修繕せり」(伊豫温故録)
 
亀山城趾
岩城神社の秋祭〜浦安の舞〜
・江戸時代には回船問屋や多くの商人が軒を並べ、その豊かな経済力を背景に豪華な祭りが定着したと伝えられる。宮出し、海原獅子、投げ奴、だんじり、お船踊りなどが八幡神社から新地厳島神社まで行列を成して行われる。
岩城八幡神社の石造物
岩城八幡神社の絵馬

西部八幡神社【岩城村西部】

新地厳島神社【岩城村】

妙見神社(妙権神社)【岩城村6373番地】
・巨岩を崇拝対象とする。
 
妙見メンヒル
・村指定有形文化財

和霊神社【岩城村新地】


お堂



地蔵




積善山【岩城村 積善】
・標高369.5m。岩城島のほぼ中央に位置し、「岩城富士」とも言われる。
・頂上まで登ると、360゜の大パノラマで瀬戸内海を一望できる。
・瀬戸内海国立公園
・岩城島の中心に位置する桜の名所。春には約3,000本の桜の花が咲き乱れる。
・瀬戸内しまなみ海道沿線屈指の桜の名所。「三千本桜」の愛称で親しまれ、毎年4月の桜まつりには多くの行楽客が訪れる。
 
遊歩道
積善山ふれあいの森
積善山展望台
三千本桜
妙見メンヒル
・巨石の横には「境神大正十二年三月」と彫った石塔有り。
※メンヒル(menhir)
巨石記念物の一種で、細長い自然石を垂直を立てたもの。西ヨーロッパ新石器時代に特徴的である。

暮坂山【岩城村船越】
 
エルジ石閃長岩
・県指定天然記念物
・えひめ自然100選
・アルカリ性岩石。石英を含まない火成岩の一種。杉石、片山石という鉱物が含まれる。これらの石は世界で最初にここから見いだされ、命名された。
 ★暮坂山のエルジ石閃長岩がモニュメント等に使われている場所
 →・海事博物館(大三島町大山祇神社)
 →・県立博物館(松山市堀之内)


鉱山

川・渓谷



ダム


風景

鵜ノ糞島【岩城村】


洞窟・鍾乳洞

樹木
舟形ウバメガシ【岩城村 西部 祥雲寺観音堂】
・県指定天然記念物
・えひめ自然100選
・境内南西斜地に自生する。
・幹周3m、樹高6m。樹齢約600年。











公園
岩城公園【岩城村 小漕】 


祭り

イベント
桜まつり
・4月上旬
・積善山・北公民館広場で行われる。

海開き
・7月1日

夏祭り
・8月中旬

秋祭り
・10月15日
→c.f. 岩城神社の秋祭

みかん狩り
・10月〜12月


施設
岩城郷土館【岩城村東(ひがし)】
・松山藩の島本陣・三浦邸の一部を郷土館としている。
・御成門、主賓の間、畳座敷の御手洗などがある。
 
若山牧水歌碑

岩城村生活文化センター【岩城村】
 
郷土資料館
・岩城港の側にある岩城村生活文化センター3FLにある。土器、石器、民俗資料、エジル石閃長岩等を展示している。


学校

温泉

伝説
観音堂の龍【岩城村西部(にしべ)】
祥雲寺の観音堂の天井絵として描かれている龍が、夜になると抜け出して、よその家の鶏を食べていた。それを知った和尚が天井の龍を消してしまう(黒く塗りつぶしてしまう)と、それ以降龍は出なくなったという。

えんこ(カッパ)の話【岩城村 あずまの海岸】

大男の足あと
・岩城島に大男が住んでいた。ある日、津波島の松原の景色が気に入り、移住しようとした。しかし、松原には松ばかりで格好の良い石がなかった。そこで大きな石を抱えて一足で渡ろうとしたが、股が裂け死んでしまった。石が落ちてできたくぼみを「石が坪」、石がはねた場所が「刎石」と呼ぶ。大男の足あとも残っている。

どんどろ松


キャンプ
コミュニティアイランド津波島【岩城村津波】
・岩城村の南約2kmに浮かぶ無人島。
・海水浴、釣り、キャンプ、イベントと多彩に楽しめる。
・ログハウス完備。
 
津波島松原キャンプ場
津波島ビヤクビキャンプ場


海水浴
津波島松原海水浴場【岩城村津波】

津波島ビヤクビ海水浴場【岩城村津波】


人物

その他


《References》



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