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伊予の隅々
こたろう博物学研究所
市町村別情報庫
今治市
(旧・関前村)

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伊豫の隅々インデックス

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市町村概要


キャッチフレーズ
(1).「みかんと潮風のふるさと」

村の花 村の木 村の花木 村の鳥

特産物
ミカン
ヒジキ

沿革
岡村島小大下島(こおげじま)、大下島(おおげじま)の三島から成る。

藩政時代:松山藩
明治22年:関前村←岡村、大下村


地名
村上水軍がいた頃、関所がある島の前に位置した島であったことから、「関前」と呼ばれるようになった。
大字
大下 (おおげ)
→今治市関前大下
岡村 (おかむら)
→今治市関前岡村 
小大下(こおげ)
→今治市関前小大下

文化財

岡村島の弓祈祷【関前村岡村 姫子島神社】
・県指定無形民俗文化財(平成12年4月18日指定)
・毎年8月16日に踊りが奉納される。



城址


遺跡


古墳

正月鼻古墳【関前村岡村】
・箱型石棺が4基ある。そのうち2基から人骨、緑色凝灰岩製錘車形石製品、鉄剣、鉄刀など五世紀初頭のものが出土している。

平家落人石棺【関前村岡村】


跡地

善照寺【関前村岡村甲745-1】
・山号:潮音山

法珠寺【関前村大下甲1682】
・山号:栄林山


神社

木ノ山神社【関前村岡村】

里浦荒神社【関前村岡村】

白方荒神社【関前村岡村】

早津佐神社【関前村大下】
・祭神:猿田彦大神
・「大下島字奥城に在り、猿田彦大神を祭る、社傳に云ふ、光仁天皇御宇勅して伊豫國越智郡七島に鎮座所を置れこれを祭る、即ち七島七社一なり、時に寶龜十年十一月なり、本社は昔大気神社と称せしを後ち今の社名に改む」(伊豫温故録)
弓祭り
秋の大祭

姫子島神社【関前村岡村】→関前村大字岡村985
・祭神:木花開耶姫命・瓊々杵尊
・良縁、安産の神様。
・「岡村島字宮側に在り、木花開耶姫命・瓊々杵尊を祭る、光仁天皇寶龜十年十一月勅して伊豫國越智七嶋七社建らる其一なり」(伊豫温故録)
弓祭り
輪越祭り
秋の大祭

宮浦荒神社【関前村岡村】

山神社【関前村小大下】

龍神神社【関前村岡村】


お堂

救世観音堂【関前村岡村 観音崎】
・第三代飛弾甚五郎が釘を用いず、一切を楔で留めて建立したものである。延享2年(1745)に建立。
・大同年間(806)、弘法大師が一刃彫をした救世観音像が秘仏として安置されている。
・観音崎の突端にある。

薬師堂【関前村岡村】




地蔵





鉱山

川・渓谷



ダム



風景

小大下水源地【関前村小大下】
・「カネゲン湧水」とも呼ばれる。
・石灰採掘所跡地を利用した水源池。10万トン(1万トン?)の水を確保し、海底送水管を用いて岡村島にも給水している。

観音崎(かんのんざき)【関前村岡村】
・瀬戸内海国立公園
・岡村島南端。
牛ヶ崎とか牛ヶ渚とも呼ばれる。(形状相似)
・桜の名所。
観音崎常夜灯
・元文5年(1740年)に建造され、灯台の役割を果たし続けた。
・明治維新の折、その役割を終えた。
・昭和58年に、115年ぶりに復元された。
 観音崎公園

正月岬(しょうがつばな)

大下灯台【関前村大下】
・明治27年に建設され、それ以降夜の水先案内として重要な役割を果たしている。
・観音崎常夜灯が廃止された後、その役割を大下灯台が引き継いだ。

アゴ鼻灯台[大下第2灯台]【関前村大下】
・昭和63年11月1日に初点灯。
・高さ16.2m、光度15,000カンデラ、光建距離13海里、白色、3秒周期で3秒間点灯。
・五等灯台。
 

ナガタニ展望台
 

クロツバメシジミ、ウスイロコノマチチョウ
・平成元年(1989)11月にクロツバメシジミ[シジミチョウ科]、平成2年(1990)8月にウスイロコノマチョウ[ジャノメチョウ科]が岡村島で見つけられた。


洞窟・鍾乳洞

樹木








森繁久弥詩碑【関前村大下 みんなの広場】
「碧に澄んだ広いもの それは海だ
 しかしそれよりも広いものがある それは空だ
 しかしそれよりもまだ広いものがある それが人の心だ」 昭和40年3月


公園

正月鼻古墳公園【関前村】
・箱形石棺4基があり、人骨・緑色凝灰岩精紡錘車形石製品、鉄剣、鉄刀などが出土。
 

観音崎公園【関前村】
 

ふるさと公園【関前村】

みんなの広場【関前村大下】
森繁久弥詩碑


祭り

イベント

弓祭り【関前村岡村 姫子島神社】
・県指定無形民俗文化財
・旧暦1月1日(2月11日)に姫子島神社境内で行われる。
・当人と呼ばれる世話役が、「射太郎さん、三度弓が掛かりましたので、こまこにお放しなさいませ」と口上を述べると、弓を射る行事に移る。
・神官が東西南北天地に向かい矢を放つ仕種から始まり、鬼と書かれた的に向かって第一矢を放つ。引き続き、射太郎組、大関組の二組に分かれた射手衆12名が古式に則り五穀豊穣・悪魔退散を祈願して15m先(11間=約20mとの説明も有り)の大的をめがけて交互に矢を放つ。(小笠原流射法)
・見事的に当てた射手には「当り花」と呼ばれる祝儀が袖に入れられる。
・起源については、明確な資料が残っていないが、五穀豊穣、悪魔払い、無病息災を願う神事とされる。

弓祭り【関前村大下 早津佐神社】

うどんまつり【関前村大下】

輪越祭り【関前村岡村 姫子島神社】
・旧暦6月29日
・神社の鳥居に付けられた茅の輪をくぐり抜け、罪穢を除き、心身の浄化を祈願する。

烏おどり【関前村岡村】

盆踊り
・8月14日〜15日

木山おどり【関前村岡村】
・今治城築城の際に持ち帰った労働唄に振り付けした踊り。
・音頭が勝つか、踊りが勝つかと言われ、その早さを競う。

サッサおどり【関前村大下/小大下】

秋の大祭【関前村岡村 姫子島神社】
・9月23日に行われる。

秋の大祭【関前村大下 早津佐神社】
・旧暦8月15日に行われる。

関前村産業文化祭【関前村岡村 離島開発総合センター】
・11月3日に開催される。


施設

農村交流技術研修施設【関前村】


学校

温泉

伝説

お汐・亀松の悲哀伝説【関前村】
※岡村島白輪の山止め防護壁には、お汐・亀松の悲哀伝説をモチーフにした幅25m、高さ10mの大壁画が描かれている。

烏帽子岩【関前村岡村】
・源平合戦の折、瀬戸内海を西に下る平氏を追っている源義経がこの島に立ち寄って、濡れた烏帽子を岩の上に置いて干したといわれる。


キャンプ

海水浴

サンビーチ【関前村】


人物

その他

小大下漁港・西防波堤【関前村小大下】
・昔は小大下島では石灰石採掘が盛んであった。
・明治20年頃から石灰岩積出の船舶が増加したが、西防波堤はその当時の防波堤であり、石灰岩を用いているのが特徴。

石化貯蔵タンク【関前村小大下】
・小大下島で石灰石採掘、加工が始まったのは江戸時代と言われる。
・一時は日本セメント、アサノセメント、住友鉱山など大手企業が立地した。

海賊の洞窟【関前村大下】
・「海賊の洞窟」と呼ばれているが、誰が掘削したか、目的は何か....などは一切不明。
・現在立ち入りは禁止されている。



《References》



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