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![]() ![]() こたろう博物学研究所 市町村別情報庫 内子町 (旧・五十崎町) |
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町の花 | 町の木 | 町の花木 | 町の鳥 |
サザンカ | クスノキ |
・昭和29年9月、五十崎町・天神村・御祓村の3町村が合併して町制を施行。
大字 | 字 |
重松 | ※町内随一の柿の生産地
※明治23年の市制町村制施行前までは、重松村と呼ばれ、施行時において平岡村・宿間村・福岡村とともに天神村となった。 |
宿間 | 上(かみ)宿間
下(しも)宿間 ・下宿間は、かつて川舟による交通の要所として栄え、地区内の亀ノ甲というところに坂本龍馬が脱藩した際に川舟に乗り肱川を下ったといわれる舟着き場があった。 |
御祓 | 只海地区 |
只海 | 成内(なるうち)・川上・藤社(ふじこそ)
・江戸時代〜只海村として新谷藩川辺郷に属する。 ・明治23年、北表地区・山鳥坂(やまとりさか)地区とともに御祓村となった。 |
福岡 | ・弦巻(つるまき)村と奈良野(ならの)村が明治10年に合併し福岡村になった。
・明治23年の市町村制施行時に平岡村・宿間(しゅくま)村・重松村と合併し天神村となった。 |
北表 | ・北表村で河辺郷に属していた。
・明治維新後一時は天神村へ合併していた。 ・明治23年に分離して只海村と共に御祓村となった。 |
山鳥坂 | オヤブ
ダラリ ・明治中期までは、現在の肱川町及び河辺村の一部と山鳥坂村であった。
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大凧合戦
【五十崎町 小田川豊秋河原】
榎【五十崎町 豊秋河原】
龍王城跡【五十崎町古田甲1521-1-1】
・町指定史跡
・河野氏武将城戸氏の居城。
・滅亡後、河内宇治の居城となり、小早川軍に滅ぼされた。
四兵衛の墓【五十崎町大久喜乙118-2】
・町指定史跡
・寛文8年(1668)〜寛保元年(1741)
・幕府の「官刻孝義録」に記された篤農家。
仏像木像観世音菩薩座像【五十崎町大久喜】
古壷【五十崎町平岡】
宝篋印塔【五十崎町古田】
仏像木像本尊側像【五十崎町古田】
凧合戦【五十崎町古田】
大洲手漉き和紙【五十崎町】
・国指定伝統工芸品、町指定無形文化財。
→ c.f. 川之江市「伊予手漉き和紙」、東予市「周桑手漉き和紙」
コノテガシワ
【五十崎町重松 宇都宮神社】
・町指定天然記念物
椋の木【五十崎町北浦】
・町指定天然記念物(昭和37年11月30日指定)
椋【五十崎町表町北二ツ谷】
三島神社社叢【五十崎町北浦 三島神社】
・町指定天然記念物(昭和37年11月30日指定)
村上邸【五十崎町】
栗田邸【五十崎町天神】
・旧庄屋宅。本宅と千俵の米が収納できる米蔵の他、レンガ作りの倉庫など、重厚な佇まい。
龍宮堰【五十崎町】
北城址/南城址【五十崎町】
菊ヶ森城址(丸山城址)【五十崎町御祓】
1999/9/18
★登り口から約120m上がった小高い丘の上に城址が残っている。
・領主・菊原(後に季羽)與三・猶美の居城、戦国時代の山城である。只海、北表の一部、弦巻(現五十崎町福岡)、川崎(現河辺村)、橡谷(現河辺村)、中津惣川(現肱川町/野村町)の村々を領す。
・天正7年7月(1579)土佐長曽我部元親と内子曽根宣高の連合軍に攻められ、激戦の末に落城した猶美らは立石村梅本(現小田町上成)へ落ち延びた。数年後に猶美は只海村へ戻り、姓を季羽と改め、領内鎮護、若一皇子神社の神官となる。以来、子孫も代々神職を継ぎ、明治末に至るまで15代にわたり奉祀した。
・現在山上に郭(削平地)八面、堀切四ヶ所、石積が残る。城内の小峰に田神様の観音堂(伊予市谷上山宝珠寺の分堂)が建つ。他に、城山の西を流れる円山谷川奥の崖上に、郭一面と堀切が残る。
・また、300m西の尾根に、両軍の戦死者を弔う千人塚がある。
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河内駿河守吉行の墓碑【五十崎町】
坪江庵【五十崎町】
2005/1/30
![]() ・樹齢約200年 |
![]() ・樹齢約400年 |
海蔵寺【五十崎町只海甲462(御祓)】
1999/9/18、2005/1/30
・山号:法輪山
・宗派:高野山真言宗
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香林寺(こうりんじ)【五十崎町平岡甲1632】
1999/5/29
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・義之進は越前の人で、大洲和紙・紙漉の元祖と言われる。奉書の漉き方を五十崎に伝えた。
・香林寺境内に建立されている。 |
極楽寺【五十崎町重松甲326】
地蔵寺【五十崎町宿間甲703】
宗光寺(そうこうじ)【五十崎町古田甲1116】
![]() ・県指定/町指定文化財 |
常久寺【五十崎町北表甲711】
1999/9/18、2005/1/30
・山号:福聚山
・宗派:曹洞宗
![]() ・1877〜1879の間、この常久寺に学校が設けられていたようだ。境内に設けられた畑の中に標柱が建っている。 |
★寺の境内に佇んでいると、御祓小学校の方から「よさこい踊り」の軽やかなメロディが響いてくる。校庭の方に目をやると5〜6人のおチビちゃん達が一生懸命踊りの練習をしている。若い男性教師が時折大きな声をあげて一生懸命踊りを指南している。運動会の季節である。(1999/9/18) |
宇都宮神社(うつのみやじんじゃ)【五十崎町古田】
1999/5/29
・日光山、赤城山伝説に纏わる。 日光山、赤城山の神戦譚の縁起を所蔵する。
![]() ・祭神:比賣大命 ・縁起:推古天皇34年(626)、伊予の大守越智益躬が創建した。光孝帝仁和2年(886)10月22日、五十崎森ノ宮として大政官府に登録された。 |
![]() ・祭神:大巳貴命、武御名方命、事代主命 ・縁起:天正4年、龍王城主宇都宮綱實が氏神を勧請し、五十崎森ノ宮を合祀し、宇都宮神社と改称した。処領内山区11ヶ村の郷社となった。 ・明治40年、神社条例により町内各社を合祀して、現在に至っている。 ・祭礼:夏大祓祭 7月20日、秋期大祭 10月16日 |
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![]() ・町指定天然記念物(昭和63年7月22日指定) |
![]() ・五十崎町指定天然記念物 |
岡森神社(おかもりじんじゃ)【五十崎町】
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![]() ・1年に4回花を咲かせる四季桜があったが、昭和45年に枯死。 |
柿森神社【五十崎町】
ダラリ権現(だらりごんげん)【五十崎町北表
だらり】
2005/1/30
・石鎚山の分山。
・巨大な岩石の上に祠がある。
※「だらり」は山鳥坂に属する?
天満神社【五十崎町福岡】
天神宮・祇園社・生目八幡宮【五十崎町大久喜】
2005/1/30
三島神社【五十崎町宿間】
2005/1/30
三島神社(みしまじんじゃ)【五十崎町北表
北浦】
1999/9/18、2005/1/30
![]() ・町指定天然記念物(昭和37年11月30日指定) |
若一皇子神社【五十崎町御祓】
1999/9/18、2005/1/30
古田地蔵堂【五十崎町古田】
1999/9/18
・古田集会所の敷地内に建っている。
・古田地蔵堂の前には「古田地蔵橋」がある。この橋は「女体川」という、何とも艶めかしい名前の川に架かっている。「女神南」から流れる川として名付けたものだろう。
大久喜大師堂【五十崎町大久喜】
薬師堂【五十崎町大久喜】
2005/1/30
![]() ・五十崎町指定天然記念物(昭和58年2月4日指定) |
![]() ・五十崎町指定天然記念物(昭和58年2月4日指定) |
道端の地蔵【五十崎町御祓】
2005/1/30
神南山(かんなんやま)【五十崎町】
1999/9/18
・2等三角点、710.1m
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![]() ・神南山は地理的、自然条件的にも西日本最高のコースであるという。 |
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高森山【五十崎町/内子町】
大登山【五十崎町】
小田川
・肱川支流
御祓川(みそぎがわ)【五十崎町】
・小田川支流
柿原川【五十崎町】
・ホタルの名所。
亀ヶ淵池【五十崎町重松】
・町内で最も貯水量の豊富。
・マガモやカイツムリの飛来地。
ひょうたん池【五十崎町】
1999/9/18
紅葉滝(もみじだき)【五十崎町御祓】
1999/9/18、2005/1/30
・御祓川上流にある、高さ18mの滝。
・紅葉ヶ滝とも記す。
常盤橋(屋根付き橋)【五十崎町御祓】
2005/1/30
鮎返りの奇岩【五十崎町】
・御祓川
ドウドの甌穴【五十崎町】
2005/1/30
・下宿間から御祓川を少し上ったところにある。
上池(かみいけ)【五十崎町】
堂ヶ谷トンボの里【五十崎町】
泉谷の棚田【五十崎町泉谷】
2005/1/30
・日本棚田百選(農林水産大臣認定)
・4ha、95枚の棚田が広がる。
大清水【五十崎町福岡】
・坂本龍馬脱藩の時に、龍馬が飲んだといわれる。
榎【五十崎町 豊秋河原】
・樹高25m、周囲2.75mの大樹。
・樹齢約250年
コノテガシワ【五十崎町古田 宇都宮神社】
コノテガシワ【五十崎町】
・町指定天然記念物
・高森山に向かう道筋にある。(ということは、重松 大久保にあるのだろう)
ムクノキ【五十崎町北浦】
2005/1/30
ハゼノキ【五十崎町山鳥坂】
・町指定天然記念物
・周囲3.7mは全国一の太さといわれている。
岡森神社社叢【五十崎町 岡森神社】
四季桜【五十崎町 岡森神社】→枯死
林道泉谷線
2005/1/30
林道ダラリ線
2005/1/30
坂本龍馬脱藩の道【五十崎町北表、福岡、宿間】
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池の峠【五十崎町/内子町】
・457m
泉ヶ峠
2005/1/30
牛ノ谷河川公園(うしのたにかせんこうえん)【五十崎町】
小田川河川敷公園(おだがわかせんじきこうえん)【五十崎町小田川河川敷地】
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妙見公園【五十崎町】
梅まつり
・2月中旬
藤まつり
・4月29日
大凧合戦(おおだこがっせん)
【五十崎町 小田川豊秋河原】
・県指定無形文化財
・日本三大凧合戦の一つ。
・5月5日 12:30〜15:00、小田川豊秋河原にて開催される。
・小田川を挟んで繰り広げられる凧合戦で、「ガガリ(糸につける刃物の名称)」で互いの糸を切り合う。
・300年程前(鎌倉時代)から、男の子の立身出世を祝って、初節句の行事として始められた。
・五十崎と天神とが凧の落とし合いをする。空を舞う大凧は数百統に及ぶ。大凧が乱舞する様は、まさに勇壮といえる。
・一般参加も可能で、上位10組には表彰もある。
前払い金 | 返品時払戻り | 実費 | |
凧 | 500 | 0 | 500 |
綱 | 1,000 | 500 | 500 |
ががり | 500 | 500 | 0 |
計 | 2,000 | 1,000 | 1,000 |
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![]() ・こどもの日に凧を上げて初節句を祝う。子供の健やかな成長を願う親により、出世凧(3m×4m)に「名前書き」がなされる。 |
おどり大会
・7月19日
夏祭り
・7月20日
かぐや姫まつり/花火大会
・8月中旬
ぶどう狩り
・8月下旬〜9月中旬
百八灯籠と踊り念仏
・8月21日
・町内の古田・大久喜(おおぐき)・上宿間・下宿間地区で松明に灯をともし太鼓・鉦などを鳴らしながら地区内を練り歩いて、集まってくる虫を焼く「虫送り」が開催される。
上宿間では、それにあわせて田んぼの中の直線の道路で様々な願いごとや俳句・唄などを書いた燈篭を等間隔に108本立て、一斉に明かりをともす「百八灯」という行事が行われ、五十崎町の夏の風物詩となっている。
・大久喜では、一遍上人が広められた「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えながら踊る「踊り念仏」を大久喜大師堂の広場で行っている。
いもたき
・8月中旬〜9月下旬
五十崎全国凧上げ大会
・10月下旬
五十崎町立凧博物館【五十崎町古田
甲1437】
・電話: 0893-44-5200
・日本各地の伝統ある凧や世界各地の珍しい凧を展示している。
・開館時間:9:00〜16:30
・入館料金:大人300円、小・中・高校生150円
・休館日:毎週月曜日、祝日の翌日、年末年始(12/29〜1/2)
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五十崎町立歴史民俗資料館(Historical
folkways museum)【五十崎町古田】
・開館時間:10:00〜16:00(日曜・祝祭日)、13:00〜16:00(平日)
・休館日:月曜日、国民の祝日の翌日、12/29〜1/5、教育長が定める臨時休館日
手漉き和紙工場(天神産紙工場)【五十崎町平岡】
1999
![]() ・町指定無形文化財 |
![]() ・町指定無形文化財 |
![]() ・通産大臣指定伝統的工芸品(昭和52年10月14日) ・愛媛県伝統的特産品 ・大洲和紙の起源は古く、古文書(紙漉重宝記)によれば、「万葉の歌人柿本人麻呂により岩見国(島根県)に紙漉きの技が起こり、その術たちまちにして伊予の大洲に伝われり」と記されている。宝暦年間(約300年前、1751〜1764)越前の人善之進、平岡郷に来村し、大洲藩紙漉士の師として、現在地を大洲藩和紙の里として以来、古代の五十崎郷は良質な和紙の産地として、国内に名声を博し繁栄を極めた。 ・その当時は大洲藩の収入の約8割を担っていたといわれる。 ・当時大洲和紙は、大洲藩の専売品として庶民には縁の遠い貴重品であったが、明治の廃藩置県と共に大洲藩専売の恩恵を失い、流通の能力無き庶民は、明治文化に依るペン書きの流入と共に、毛筆に適した大洲和紙の販路に苦しんだ。明治末期において、内子町より紙商、吉岡平衛氏、当五十崎町より事業家、井口重衛氏を輩出し、ペン書きにも適した三椏中心の改良半紙の併産が指導され、再び当地域を業者430名を数えたと言われるまでの国内有数の和紙の産地とした。 ・しかしながら機械文明の発達には対抗しがたく、昭和20年終戦時には74名を数えた業者も、現在は五十崎町内に5業者と野村町に1業者の6業者となった。 ※元禄年間:1691〜1695
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五十崎特産エビセンター【五十崎町】
※「エビ」というと海産物というイメージがあるが、落ち着いて考えれば確かに川エビだって存在する。
五十崎特産センター【五十崎町】
・電話番号:0893-44-5111
・平成3年7月29日に設立。
・国道56号線沿いにある。
・町内で生産される生鮮野菜・果物・伝統地場産品・農産加工物等を主体に販売する。
手づくり農産加工研修センター
・電話番号:0893-44-5111
・国道56号線沿いにある。
・アイスクリーム、シャーベットなどを販売する。
龍王温泉(りゅうおうおんせん)/龍王公園【五十崎町古田】
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![]() ・遊歩道には 300mのトンネル式藤棚がある。 ・4月29日は「ふじまつり」を開催する。 |
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龍宮堰(りゅうぐうぜき)【五十崎町】
五十崎町平岡の町並み【五十崎町平岡】
1999/5/29
![]() 「切れ凧や 糸くひともる 鬼瓦」 |